【輸入サッシ交換】木製サッシあるあるからの解放

輸入住宅のメンテナンス・リフォームを行っています。ウェンコ(wenco window)社製のアルミクラッドサッシの木部腐食が原因で樹脂サッシに交換を行いました。

今回はウェンコ(Wenco)社製のアルミクラッドサッシです。部屋内側の木製部分の腐食が発生していました。(←よくある症状ですね。)1カ所だけではなく、複数カ所同じ様に劣化が進んでいました。

輸入住宅のメンテナンス・リフォームを行っています。ウェンコ社製のアルミクラッドサッシの木部腐食が原因で樹脂サッシに交換を行いました。

ウェンコのダブルハングサッシ 下角が黒く変色しています

輸入住宅のメンテナンス・リフォームを行っています。ウェンコ社製のアルミクラッドサッシの木部腐食が原因で樹脂サッシに交換を行いました。

ウェンコのケースメントサッシ 水濡れによる腐食がかなり進んでいます。

過去、お客様ご自身で応急処置を施したそうですが、とうとうお問合せを頂きました。

今回のケースですと、障子部分(可動する部分)の交換と補修で十中八九は解決するのですが、ウェンコ(Wenco)社は既に無くなってしまったメーカーのため調達ができません。。

お客様に現状のご説明をし、お打ち合わせを行った結果、今後腐食が起きない樹脂製サッシに交換する事となりました。

入念な下調べと寸法確認を行い、サッシを用意しました。

今回用意したのはモンタージュ(クレトイシ社製)の樹脂サッシ。サイズオーダーもできるので既存サッシと同サイズで制作できました。ありがたい!

輸入住宅のメンテナンス・リフォームを行っています。ウェンコ社製のアルミクラッドサッシの木部腐食が原因で樹脂サッシに交換を行いました。モンタージュの樹脂サッシです。

モンタージュ(クレトイシ)の樹脂サッシたち 全部で13枚

サッシの脱着でできる、外壁との隙間にはファイポン(FYPON)社製のモールディング材をはめ込みます。

輸入住宅のメンテナンス・リフォームを行っています。ウェンコ社製のアルミクラッドサッシの木部腐食が原因で樹脂サッシに交換を行いました。窓まわりの外装装飾材にはファイポン(fypon)社のウレタン製モールディングを使用しました。

ファイポンモールディン材を使用 窓まわりの印象が変わります

輸入住宅のメンテナンス・リフォームを行っています。ウェンコ社製のアルミクラッドサッシの木部腐食が原因で樹脂サッシに交換を行いました。窓まわりの外装装飾材にはファイポン(fypon)社のウレタン製モールディングを使用しました。

ファイポンモールディング材 デザインも豊富です

その前に防水塗料をこれでもかと塗り込み、防水処理もしっかり行いました。

輸入住宅のメンテナンス・リフォームを行っています。ウェンコ社製のアルミクラッドサッシの木部腐食が原因で樹脂サッシに交換を行いました。 ガーディアンという弾力性の非常に高い防水塗料で防水処理をしました。

外壁とサッシの間に隙間なく防水処理を施します

部屋内側も新たな窓枠とケーシング(額縁)で仕上げていきます。

輸入住宅のメンテナンス・リフォームを行っています。ウェンコ社製のアルミクラッドサッシの木部腐食が原因で樹脂サッシに交換を行いました。サッシ交換に伴い、内部装飾材(モールディング材)新しくなりました。

内部の額縁(ケーシング)も新調しました、塗装前の状態です

最後に窓まわりをシーリング処理し、内外の塗装を施し完成です。

シーリング処理し、モールディングを塗装し完成です

【番外編】足場をかけての作業でしたので屋根の塗装も同時に行いました。

せっかく足場を組みましたので屋根の塗装も行いました

天候にも助けられ、無事に既存の外観イメージや窓種を変えずに木製→樹脂製に変更する事ができました。

木製サッシは木の温もりが感じられ高級感があります。反面、その特徴をしっかりと把握し、定期的なメンテナンスが必要な、手のかかるサッシでもあります。

樹脂サッシへ交換する事で高い気密性、メンテナンスのし易さを手に入れることができます。一つの選択肢として検討してみてもいいかもしれません。

まずはお気軽にご相談ください。

輸入住宅・輸入建材の事でお困りの事がございましたらこちらまで:)