まるでインテリアのような美しい佇まいのキッチン

東京都M様邸

日々飲むコーヒーにもこだわりを持っていらっしゃるM様。リビングには、わざわざ足を運んで目利きしたアンティーク家具やオーダーメイドのスワンチェア、プライベートで何度も訪れているラオスの民芸品、特注のステンドグラスなど一点物がいくつも置かれており、一つの部屋の中で見事な調和を見せています。
そして、リビングの真ん中には、しっとりと美しいヘリンボーンのフローリングに寄り添うように、まるでインテリアのような美しい佇まいのキッチンがありました。はじめて部屋に入った人をあっと驚かせる堂々たる存在感で、訪れた人を迎えてくれます。
ホテルのラウンジのように心地よい音楽が流れるお部屋で、M様に素晴らしいキッチンについてお話を伺いました。

アンティークの家具がお好きと聞きましたが?

はい、この飾り棚とテーブル、チェスト。部屋のドアも実はそうなんです。一点ものだからサイズが決まっていて、入れてみたら実はよく閉まらないんですけど(笑)。昔は全然関心がなかったんですけど、一度よさを知ると、ね。アンティークって、二度と同じ物はないじゃないですか。

キッチンができあがったときはいかがでしたか?思った通りでしたか?

いえ、思った以上でした!「ああ、すごーい!」とテンションが上がりましたよ。まだ部屋は全然できていないときに、先にキッチンが届いていて。まだビニールを被ってましたけど、ただただ「うわぁー!」と。今まで見たことのないキッチンがそこにある!という驚きと感動。これが自分の家のキッチンだと思ったら、本当に嬉しかったです。

輸入のキッチンを作るということで、先入観や不安はなかったですか?

なかったですね。だって実物を見てるじゃないですか。ショールームにも2回行きましたし。何の不安もなく「こういうキッチンが欲しい」と言いました。

こちらはスケルトンリフォーム物件なんですよね?

そもそもの設計だと、入って正面、壁側にキッチンがくることになってたんです。でも、それだと日の光が入らない。窓がリビングの東側だけにあるので、ここからの自然光を取り込もうとするなら、キッチンはこの位置この向きがよいということで、ここに作ることにしたんです。おかげで、午前中は電気いらず。とても明るいですよ。

ショールームで何か気に入られたものはありましたか?

私、ゴミ箱に結構こだわりがあるんですね。ショールームで見たゴミ箱に感動して、どうしてもつけたいと思っていたんですが、それ以上に欲しかったのが、360°回転するターンテーブル型の収納なんです。

リフォームを終えて、何かご不満な点、使い勝手が悪い点はありますか?

ないですね。しいていえば、一番右端についている調味料入れの部分かな。開けるときはスッと引けるんですが、引くと、さしてあるお玉やら箸やらが広がってしまって、一度で閉められないんです。ここに柵をつけたらどうでしょうね。もっと、スッと閉められると嬉しいですね。傷もついちゃいますし。

ショールームの改善に向けてご意見をいただけますか?

ショールームのキッチンで調理体験ができるんですよね。全然知りませんでした。キッチン以外の家具も購入できるし、浄水器の設置をしてくれることも、ついこの間知ったばかり。もっと早く教えて欲しかったです。


家は住む人を表すといいますが、住む人のセンスのよさを、ここかしこに感じさせるM様邸。
そのセンスがギュッと凝縮したリビングで、キッチンもまたインテリアの一部のように美しく輝いていました。

センスにあふれ、心地よいリビング空間の一部として美しくとけ込んでいるキッチン。
これからM様のどんな暮らしに寄り添っていくのか、とても楽しみです。